今回は、日々家の皆さんお気に入りの和菓子をご紹介。
それぞれが宇都宮から約1時間。時間をかけても食べたい絶品和菓子です！
◾️気概を感じる和菓子店／和菓子処 美与志堂 みよしどう
50年に亘り、丁寧に焼き型で焼き上げている人形焼。
店頭には、季節の風物を映した美しい練り切り上生菓子も並びます。伝統的技法を守り、新たな創作にも挑む品々に気概を感じる銘店です。
毎朝人形焼を焼く
２023年の『烏山』特集でもご紹介した烏山の美与志堂さん。
店頭の正面のガラスケースには、季節の風物を映した美しい練り切り上生菓子が並びます。伝統的な技法を守りながらも、新たな創作にも挑む姿勢は、城下町の気概を感じる和菓子店。 その、真摯な仕事の礎となっているのが、先代店主が50年に亘り毎朝丁寧に焼き型で焼き上げている人形焼。翌日の販売数を見こして材料を仕込み、生地を一晩寝かして早朝に焼き上げています。
仕込んだ量だけしか焼かないため、売り切れてしまうことも！
電話予約がおすすめです。
2023年の記事はこちら↓
和菓子処 美与志堂 みよしどう
住所：那須烏山市中央2-3-18
営業時間：8時〜19時
☎︎ 0287-82-2244
◾️日光づくしの和パフェ／山内茶寮 大光坊 たいこうぼう
日光老舗銘店の逸品を食材に提供する湯波料理と和スイーツのお店です。看板商品の『山内パフェ』は、抹茶プリンと焙じ茶アイスに三ツ山の水羊羹と湯沢屋饅頭の餡を乗せた和パフェです。
絶妙なハーモニーの山内パフェ
華道家 假屋崎省吾さんのブログでも絶賛されていた妙月坊さんの姉妹店「山内茶寮 大光坊」さん。
こちらは2023年10月『日光』特集でご紹介しました。
日光山の旧坊の一つである大光坊跡に静かに佇んでいます。
日光名産の湯波を豊富に使ったお食事もおすすめですが、日光の名産品を使かった大光坊アレンジの甘味もおすすめです。
伝統の味を壊すことなく、アレンジされた甘味はどれも本当に美味しい！
そんなメニューの中から今回は「山内パフェ」をご紹介。
山内パフェは抹茶プリンにアイスクリーム、杏の蜜漬け、酒饅頭で有名な「湯沢屋のあんこ」に「三ツ山羊羹本舗製水羊羹」がのった「日光甘味の名品」でできている様な和パフェ。絶妙な調和で「美味しい」以外の言葉が見つかりません。
山内パフェなどの甘味には静岡川根茶か珈琲のどちらかが付きます。
週末などは待ち時間が1時間を超えることもあります。行かれる際には予約しておくと良いかも。
紹介記事はこちら↓
山内茶寮 大光坊 たいこうぼう
住所：日光市山内2366
営業時間：11時〜16時（L.O）
定休日：水曜
☎︎ 0288-25-6560
◾️人気の黒いまんじゅう／御菓子司 小磯菓子店
平日でもお昼には売り切れてしまう『双体道祖神まんじゅう』インパクトも有る竹炭入りの黒まんじゅうは、白餡の大粒白豆がアクセント。モッチモチの茶まんじゅうも食べて納得の美味しさです。
「粟野」は澄んだ川に、高山植物の宝庫とも言われる横根高原井戸湿原など、自然に恵まれながら、歴史の要衝として神社仏閣に城跡もある歴史ある街です。
城下町だけに、お菓子屋さんも多く今回ご紹介する「小磯菓子店」は、ヒビコレ編集室リーダーM氏の「イチオシ地元菓子店」です。
小磯菓子店外観
開店前からお客様が並ぶ人気の看板商品「双体道祖神まんじゅう」は『黒糖こしあん』と『竹すみ白あん』の2種類。
『黒糖こしあん』はもちもちの皮と甘さ控えめのあんに黒糖の風味がしっかり
『竹すみ白あん』は皮に練り込まれた竹すみのシャリシャリ食感が面白い
是非食べ比べてほしいおまんじゅうです。
小磯菓子店推しのM氏。実は「あんこ」が苦手です。
そんなM氏が唯一食べられる「あんこもの」が小磯菓子店の「茶ぶくさ」
柔らかな生地でやさしくふんわりあんを包んだ「茶ぶくさ」は、茶の湯で用いる袱紗にちなんで名付けられました。
リーダーM氏イチ推しの「茶ぶくさ」
グルテンをしっかり出すことが、あの独特の姿の秘訣。
グルテンいっぱいの生地は、焼くとたくさんの気泡ができ蜂の巣のような模様になります。あんを包むことであの独特のモハモハ感になります。
生地の若葉色も相まってふわっとやさしい和菓子「茶ぶくさ」
看板商品「双体道祖神まんじゅう」に勝るとも劣らない名品です。
まだ食べたことがない方は一度お試しあれ！
小磯菓子店 店内
御菓子司 小磯菓子店
住所：鹿沼市口粟野702-3
営業時間：9時〜16時
定休日：日曜
※売り切れ次第終了となります。
☎︎ 0289-85-2300
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